Eden

ホテル・エデンはスペイン広場にほど近い、丘の上にある1889年開業のエレガントな5つ星ホテルです。 豪華ホテルやレストラン・カフェが立ち並ぶヴェネト通り、ハイブランドのショップが集中するコンドッティ通り、都心にありながら広大な敷地が広がるボルゲーゼ公園がすべて徒歩圏内で、優雅なローマ滞在を満喫するにはうってつけの一軒。 2013年9月からは欧米各地でラグジュアリーホテルを運営する「ドーチェスター・コレクション」の一軒として名を連ねることになりました。 【2016年秋まで全面リノベーションのため休業】

The Westin Excelsior Rome

バルベリーニ広場からヴェネト通りの並木道を歩いて上がっていくと、5分ほどで右側にひときわ目立つ宮殿のようなホテルがあります。このホテルこそ、1906年に「ホテル・エクセルシオール」として開業した「ウェスティン・エクセルシオール・ローマ」です。 1920年にスイス資本からイタリア資本となり、1994年にシェラトンに売却された後、シェラトン自体がスターウッドに売却されたことを受けて1998年からウェスティンの名を冠しています。 1959年にあの名作「ベン・ハー」のキャスト・スタッフが宿泊したことでも有名。1944年には一時、ローマ入城を果たしたアメリカ軍の臨時総司令部として機能していたことも。 まさに、20世紀のローマを見つめてきたホテルと言えるでしょう。

Barocco

ヴェネト通りとトリトーネ広場の起点、バルベリーニ広場に面した4つ星ホテルです。 わずか41部屋で、22名のスタッフが接客から掃除まで非常に丁寧に行っていることを自ら誇りとしている、素敵なホテル。 ホテルの住所はバルベリーニ広場ですが、入り口はプリフィカツィオーネ通り(Via della Purificazione)にあるので注意。

Stendhal

バルベリーニ広場から少しトリトーネ通りを歩いたところにある4つ星ホテルで、クラシックなヨーロピアンスタイルでありながらも2003年オープンだけにしっかりモダンな部分はモダン。全30部屋と小さなホテルなので、スタッフの気配りも十分行き届いている印象。 お買い物エリアのコルソ通りやコンドッティ通り、スペイン広場、トレヴィの泉などへも徒歩ですぐなのも魅力のひとつ。

Mecenate Palace

テルミニ駅から5分ほど南に歩いた、サンタ・マリア・マッジョーレ聖堂前の広場に面するホテルです。 テルミニ駅から荷物を引っ張って歩ける範囲にありながら、目の前の並木道は意外と静かで駅前の喧騒からは逃れることができます。 ルーフトップレストラン&バーがあり、夜のローマを眺めながら一杯飲むのもオススメ。

The St. Regis Rome

セントレジス・グランドホテル・ローマはレプブリカ広場からほどない場所に建つ5つ星ホテルです。 パリやロンドンで「リッツ」を創業し成功を収めていたセザール・リッツが1894年にオープンさせた「グランド・ホテル」がルーツとなっており、現在はスターウッドホテル&リゾーツの最上級ブランド「セントレジス」の名を冠しています。90年代末に約40億円を投じたフルリノベーションが行われましたが、リッツが遺したデザインコンセプトはそのまま生かされています。

Boscolo Exedra Roma

ローマで最も交通量の多い大通りのひとつ、ナツィオナーレ通りの北端にあたるレプブリカ広場に面した5つ星ホテルです。 大理石をふんだんに使った外観やロビーから既にラグジュアリー感満点。新古典主義的(ネオクラシカル)建築を標榜するとおり、荘厳な雰囲気すらあるホテルです。 レプブリカ広場には2015年にイータリー(Eataly)がオープンしたので、食材系のおみやげを調達するにも便利。

Artemide

ローマ市内でも随一の交通量のあるナツィオナーレ通りに面する4つ星ホテル。とはいえ防音対策はもちろんされているので館内は静かです。 19世紀の建物を利用していて、エレガントな雰囲気は残しつつも少しずつ現代的な部分も取り入れている印象。 テルミニ駅から歩くと10分弱というところですが、観光や町中の移動には地下鉄レプブリカ駅が近いので便利です。 ルーフトップレストランもあり。

Massimo D’Azeglio

ホテル・マッシモ・ダゼーリオはテルミニ駅から徒歩1分、周辺で4つのホテルを持つ「ベットーヤ・ホテルズ」のうちの1軒です。 1875年に建設された建物を利用していますが、近年リノベーションが行われて設備も近代的になり、カーペットから木目の床になりました。 レストランは1階にあり、もともと食事やワインを重視してきたホテルらしく評判もなかなか。 地下には大型のワインセラーがあり、常時30000本以上のストックがあると言われています。

Antico Palazzo Rospigliosi

サンタ・マリア・マッジョーレ聖堂に面した、16世紀の建造物を改装してホテルとして利用しています。 もともとはローマ教皇・クレメンス9世(本名はジュリオ・ロスピリオージ)の所有物件で、向かいの聖堂も含めてバチカンとの結びつきの強い建築物です。 美しく手入れされた中庭にカフェバーがあるので、夏はここで空を見上げながら夕暮れを楽しむのもオススメ。