ローマで最も古い建物のひとつパンテオンのある、ロトンダ広場に面した4つ星ホテルです。
日中は絶え間なく世界中からの観光客が訪れるので賑やかですが、ホテル内部も防音はしっかりしているので問題なし。
パンテオン周辺からナヴォーナ広場にかけては特にレストランやバー、ジェラテリアの密集度の高いエリアなので、ホテルをベースに食べ歩きをしたいという方にもオススメのロケーション。
もともとは修道院だったという建物を改装して利用している4つ星ホテル。
交通の便に少し難はありますが、それでもナヴォーナ広場やカンポ・ディ・フィオーリ広場までは歩いてすぐの距離。
バスとトラムの使い方さえ覚えれば移動も問題なくなるはず。
ヴェネツィア広場とバチカン方面をつなぐ大通り、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世通りから少し入ったところにあるホテル。
カンポ・ディ・フィオーリ広場への道沿いにあるのでそういう意味では隠れ家でもなんでもないのですが、1930年代に建てらてたバロック調の外観と、それを覆うツタがそういった雰囲気を感じさせます。
内装もアンティーク調でまとめられ、1900年代中頃のローマをイメージした、言ってみれば味のある雰囲気。
地下鉄の駅が近くにないので、動くには歩きかバスか、ということになりますが、ローマに何度も来られている方や、暮らすような旅をしたいという方には場所柄もよいのではないでしょうか。
観光客で賑わうスペイン広場から西へ。
ローマで買い物を楽しむ人ならまず外さないであろうコンドッティ通り、1760年創業のカフェ・グレコのすぐ隣にあるホテルが「ジ・イン・アット・ザ・スパニッシュ・ステップス」です。
実はこのホテル、本館の他に2つ別館があり、本館がコンドッティ通り85番地(上記カフェ・グレコの隣)、別館1がコンドッティ通り48番地(コンドッティ通りを西方向に200メートル)、別館2がドゥエ・マチェッリ通り102番地(スペイン広場からトリトーネ通り方向へ約100メートル)となっています。
クラシック、スーペリア、デラックスの3タイプは本館と別館1にそれぞれあるため、どこになるかはチェックインまでのお楽しみ。
別館2はスタジオルームのみ、スイートは全室本館で、スイートはすべての部屋からスペイン広場の眺めを楽しむことができます。
ローマのお買い物通りのひとつとして知られるコルソ通りの脇道にある、全56部屋と中規模ながらもサービス・気遣いの行き届いた、クラシックな雰囲気の4つ星ホテルです。
スペイン広場とポポロ広場のちょうど中間あたりの立地ということもあり、観光にも買い物にも便利。
食事するにもレストランやカフェ、バールも徒歩圏内にかなりの数があります。
ハイブランドのショップが軒を連ねるコンドッティ通り。スペイン広場からまっすぐ歩いて行くとサルヴァトーレ・フェラガモのローマ店があり、その建物の上階が「ポートレート・ローマ」です。
フェラガモのすぐ脇の小道、ボッカ・ディ・レオーネ通り(Via Bocca di Leone)の23番地が入口になっていて、日中はフェラガモで全身コーディネートしたお洒落なコンシェルジュが待機していることが多いのですぐ分かります。
ホテルに入ると、まずゲストアシスタントがチェックインラウンジにご案内し、そこでiPadを利用してシーツや枕タイプ、食事など、滞在中に必要なサービスをそこでカスタマイズするところから始まります。
特筆すべきは一度泊まるとリピーターにならざるを得ない、一流のおもてなし。
スタッフは宿泊客の名前をすぐ覚えるので、宿泊中はもちろん、リピートして帰ってくる人も名前で呼びかけてくれます。
アメニティはもちろんすべてフェラガモのものを使用し、日本人のお客さまが泊まると必ずバスローブに浴衣を用意してくれる心遣いもうれしいところ。
ローマで浴衣を着て、部屋のテラスでスプマンテのグラスを傾けるというのもなかなかオツではないでしょうか。
ホテル・デ・ルシーは、かつてローマへ入る旅人が必ず通る場所だったフラミニオ門とポポロ広場にほど近い5つ星ホテルです。
現在みられる形のポポロ広場、そしてそれを見下ろすピンチョの丘をデザインしたローマ出身の建築家、ジュゼッペ・ヴァラディエールが手がけた建築としても知られ、ボルゲーゼ公園の緑と一体となった中庭が実に素敵な雰囲気を演出しています。
1917年冬、パブロ・ピカソとジャン・コクトーが2人でこのホテルの中庭に面した部屋に籠り、バレエ「パラード」の構想を練り上げたという逸話も残されています。
現在はヨーロッパで高級ホテルを11軒保有する、ロッコフォルテ・ホテルズの一員となっており、「リーディングホテルズ・オブ・ザ・ワールド」にも名を連ねています。
近年、世界の大都市の5つ星ホテルといえば大きな資本を背景にしたホテルチェーンが多い中、「ハスラー」は1885年の創業以来ずっと独立したホテルとして営業を続けている稀有な存在です。
1921年スイスに複数のホテルを所有していたヴィルト家が経営に参画して以来、5代に渡ってこの一族が代々オーナーを務めています。
一時はローマ入城を果たしたアメリカ軍の司令部として接収される憂き目にも遭いましたが、1947年に再びオープンして以来、現在でも世界中のセレブに愛されるホテルとして知られ、モナコ王妃グレイス・ケリーが新婚旅行で立ち寄ったのをはじめ、オードリー・ヘップバーンの常宿でもありました。
数々の高級ホテルやレストランが立ち並ぶヴェネト通りを登り切った、ピンチアーナ門の近くにあるラグジュアリーホテル。ドバイに本拠を置くジュメイラグループが19世紀のヴィラをスタイリッシュに改装し、2009年春に開業させました。
スイートを含む全116の客室は1920年代をイメージしたハンドメイド家具と内装でまとめられ、館内にはピカソやダリをはじめとする著名な芸術家による絵画が飾られています。
古くからあるクラシカルなラグジュアリーホテルの多いエリアにあって、良い意味で異色ともいえる存在の1軒です。
スペイン広場の階段を登りきりって、トリニタデイモンティ教会正面を右に入ったシスティーナ通りにあるホテル。
インターコンチネンタルブランドのホテルとしては少数派の、非常にクラシックな雰囲気のこれぞヨーロッパの最高級ホテルといった趣です。