Four Seasons Firenze

まるで宮殿、というよりも実際に宮殿です。もともとはイル・コンヴェンティーノ(IL CONVENTINO)という修道院と、パラッツォ・スカーラ・デッラ・ゲラルデスカ(Palazzo Scala Della Gherardesca)と呼ばれていた建物で、すべてが次元の違う豪華さといっても過言ではないほどのラグジュアリー感にあふれています。天井や壁に残るフレスコ画に囲まれた廊下や部屋、美しく手入れされた庭園でゆったりとした時間を過ごしていると、まるでルネサンス期・フィレンツェ共和国の貴族の館にお呼ばれしたような気分になること間違いなし。特別な滞在にも是非オススメです。

Villa Cora

フィレンツェ市街地から少し離れた、ボーボリ庭園の少し南側にある19世紀のヴィラを利用したホテルです。建造当時のオリジナル部分もかなりの部分残されており、館内を彩る調度品からシーツの刺繍にいたるまで非常にハイセンス。最上級のスイート、インペリアルスイートは今上天皇・皇后両陛下が1993年のイタリア訪問の際にお泊まりになられたことを記念して、「AKIHITO」と命名されています。 ブオナツアーズではこのヴィラ・コーラでのウェディングパーティーの企画・手配も行っております。ハネムーンにももちろんですが、ご家族やお仲間を招いてのウェディングパーティをこの優雅なヴィラで、というのはいかがでしょうか?

David

チェチオーニ一家が経営する家族経営のプチホテルで、19世紀に建てられた建物「ヴィラ・ドリーナ」を1950年頃に改築、ホテルとして半世紀以上営業しています。 わずか24部屋のプチホテルですが、家族経営ならではのホスピタリティにはきっと満足していただけるはず。部屋数の割にカテゴリーが豊富で、かわらしいバルコニーのある部屋や、天蓋ベッド(いわゆるお姫様ベッド)の部屋などがあり、そのほとんどがバスタブ付きというのも魅力。

Gallery Art

フェラガモが経営する「ルンガルノ・ホテルズ」のひとつ。アルノ川沿いから1本北側の道に面しており、ウフィッツィ美術館なども徒歩すぐの抜群の立地。ルンガルノ・ホテルズの中でも芸術・デザイン性が最も高いとされ、異彩を放つこのホテルの最大の特徴は宿泊者専用のライブラリー。寄木の床とソファー、無数の蔵書が収められた空間はまさにホテルの域を超えているといっても過言ではないかも。

Continentale

コンチネンターレはサルヴァトーレ・フェラガモがフィレンツェで運営しているホテルのうちのひとつ。 ほぼ「ポートレート・フィレンツェ」の隣で、ヴェッキオ橋の目と鼻の先という好立地です。 全体のデザインは他のフェラガモ系列のホテルと同じくミケーレ・ボナンが担当していて、クラシックな雰囲気を活かしたルンガルノや、その名の通り現代アートに比重をおいたギャラリー・アートとは少し毛色が異なり、モダンなテイストを織り交ぜつつもベースに1950年代のシックなイメージも残しているのが特徴。 最上階にある「ラ・テラッツァ La Terrazza」はアルノ川、ヴェッキオ橋、ボーボリ庭園と絵に描いたようなフィレンツェの景色が眺められるオープンエアのバーで、ここは宿泊客以外でも利用可能。

The St. Regis Florence

「ザ・セントレジス・フローレンス」はオニサンティ広場を挟んで向かい合うウェスティン・エクセルシオールと並ぶ伝統と格式を誇るホテルです。(ちなみに、どちらもスターウッド系列ホテルです) 元々は「ジウンティーニ宮殿 Palazzo Giuntini」という宮殿で、あのフィレンツェのドゥオーモのクーポラを設計したフィリッポ・ブルネレスキにより設計された建物です。 19世紀末にホテルへと改築され、「ロイヤルホテル・ド・ラ・ぺ」として開業し、1990年にはダヴァンツァーティ宮殿やストロッツィ宮殿の設計にインスパイアされたリノベーションを行っています。

Lungarno

アルノ川に面したフェラガモ直営のラグジュアリーホテルで、センスの良い調度品とインテリアはさすがの一言。館内にはピカソやコクトーを始めとする絵画も飾られています。コンパクトなサイズの大きさの部屋が多いですが、メゾネットタイプの部屋もあります。

Portrait Firenze

ポートレート・フィレンツェはローマの同名ホテルと同じく、サルヴァトーレ・フェラガモ直営のラグジュアリーホテルです。 全34の客室はすべてスイートタイプで、2014年5月にリニューアルオープンしたばかり。

Westin Excelsior

ウェスティン・エクセルシオール・フィレンツェはSMN駅から徒歩7〜8分ほど、アルノ川沿いに建つ5つ星ホテルです。 元々、といっても13世紀までさかのぼりますが、この場所にはオニサンティ修道院の修道士たちの集会場がルーツ。 16世紀以降、幾人かの貴族の手を経て、1927年に「ホテル・エクセルシオール」としてオープンし、1997年にウェスティンのラインナップに加わりました。 実はもともとは別の建物を2つ繋げているので、その境目を探してみるのも面白いところです。(雰囲気が結構違うのですぐ分かると思います)

Degli Orafi

デッリ・オラフィはシニョーリア広場のすぐ南を流れるアルノ川沿い、そして隣はウフィッツィ美術館という立地にある4つ星ホテルです。 かつては「アゴスティニアーニ修道院」だった場所で、ホテル内には12世紀当時のオリジナルのフレスコ画や13世紀に破壊された塔の跡などが残っていて、ホテルの建築物そのものがもはや見どころといっても過言ではないかもしれません。 また、このホテルを一躍有名にしたのは1986年のイギリス映画「眺めのいい部屋 A Room with a View」。 劇中で「ペンショーネ・ベルトリーニ」として登場し、ルーシー・ハニーチャージ嬢が「眺めがよくない!」とクレームを付けるところから物語は展開します。 1987年のアカデミー賞では8部門にノミネート、3部門(脚色賞・衣装賞・美術賞)で受賞しています。 尚、ホテルの名前を「デグリ」と呼んでしまうと通じないので注意。「デッリ・オラフィ」です。