バスターミナルのあるアントニオ・グラムシ広場からカンポ広場へ通じるバンキ・ディ・ソープラ通りに面する、シエナを代表するラグジュアリーホテル。17世紀、シエナの名家キージ家出身のローマ教皇アレクサンデル7世（本名ファビオ・キージ）が、姪オリンピアとその婚約者ジュリオ・デ・ゴーリへの結婚祝いとして建てさせた宮殿「パラッツォ・ゴーリ・パンニリーニ」をそのままホテルとして利用しています。現代のホテルとしてのクオリティを確保するため当然リノベーションは行われていますが、17世紀当時の空気はオリジナルのまま残されたフレスコ画や調度品から十二分に感じ取ることができます。

シエナ旧市街の外ではありますが、旧市街と駅を結ぶ大通り（といってもそれほど広いわけではありませんが）沿いにある3つ星ホテル。駅からは目の前のショッピングセンター「PORTA SIENA」のエスカレーターを使って上に出て、そこから右方向に歩いて3分ほど。地図で見るより意外と立地は便利です。このエスカレーターを出て右に行くとすぐ旧市街です。2013年にリノベーションが完了したばかりで非常にモダンな印象に。白を基調とした上品なインテリアです。

シエナの中心部からは少し離れますが、街の南のはずれ、ポルタ・ロマーナの近くにある18世紀のヴィラを改装したプチホテル。アンティークな雰囲気をそのままに、緑の多いのんびりとした環境が魅力。丘の端に位置するため、敷地内から丘陵地帯を遠くまで一望することができます。