シチリア島はイタリア南部、つま先にあたる部分の先に浮かぶ大きな島。この島全体で「シチリア州」を形成しています。
肥沃な大地ではオリーブやワイン、レモン、トマトなどが作られ、山の幸も海の幸も豊富なグルメ天国でもあります。
地理的に重要な交通の要衝として古くから認識され、紀元前8世紀(およそ2800年前)のギリシャ人の入植からその歴史はスタートしています。ギリシャ、ローマ帝国、イスラム勢力、ノルマン、神聖ローマ帝国など様々な勢力下に置かれたことで、都市国家の集合体だったイタリア本土とは違い、島全体で独自の文化を形成しています。
シチリア島内には大小合わせ数多くの空港がありますが、ほとんどの場合パレルモのパレルモ・ファルコーネ・ボルセリーノ(またはプンタ・ライジ)空港 Palermo Farcone-Borsellino / Punta Raisi と、カターニャのカターニャ・フォンタナロッサ空港 Catania Fontanarossa の2つの利用に絞られます。いずれも日本からの直行便はありませんが、ローマ、ミラノまたはヨーロッパ各地からの乗継で同日での到着が可能です。
パレルモ空港〜市街地中心部へのアクセスは鉄道(イタリア国鉄)、バス、タクシーが利用可能です。イタリア国鉄の列車「トリナクリア・エクスプレス Trinacuria Express」は空港駅(5:54〜22:05)でパレルモ中央駅までを結んでいます。所要時間は約45分〜1時間10分。バスの場合は市内でカステル・ヌオーヴォ広場とパレルモ中央駅(終着)の2ヶ所に停車します。その他アグリジェント行き(SAL社・所要約2時間30分〜3時間)、トラパニ行き(INTERBUS社・所要約1時間)の長距離バスも発着しています。
カターニャの空港〜市街地のアクセスはバスとタクシーのみで、鉄道はありません。カターニャ市内行きのバスはカターニャ市内交通(AMT)の457番、通称「アリバス Alibus」がカターニャ空港〜ドゥオーモ・中央駅・バスターミナルの間で運行しています。普通の路線バスなので混雑時は特にスリ等に気をつける必要があります。
その他タオルミーナ(INTERBUS社・所要約1時間30分)、シラクーサ(INTERBUS社・所要約1時間20分)、アグリジェント(SAIS社・カルタニセッタ経由・所要約2時間40分〜3時間)、パレルモ(SAIS社・所要約3時間)などの長距離バスが発着しています。
日本からローマなどを経由して直接シチリア入りする場合、到着が夜22時以降の深夜になるケースが多くその場合タクシーしか選択肢がないことがほとんどです。ブオナツアーズでは、特にシチリア島に初めて行かれる方、夜に到着されるお客様には専用車のご利用をオススメしています。
イタリア本土とシチリア島を旅する場合は、鉄道でのシチリア島入りもオススメです。
長時間移動になる上、フレッチャロッサなどの高速列車の直通運行はなく(レッジョ・ディ・カラブリアまでは利用可能)、遅延することもしばしばですが、ここは日本では少し馴染みが無くなってしまった夜行列車の旅はいかがでしょうか?
ミラノ中央駅やローマ・テルミニ駅、ナポリ中央駅などからパレルモ中央駅、タオルミーナ、シラクーサへ向かう夜行列車は毎日運行されています。
最も距離の長いミラノ中央駅〜パレルモ中央駅の列車は所要19時間25分の長丁場ですが、夜明けからシチリアの景色を延々と堪能できるというので、車窓を楽しむならばオススメできる列車です。
また、シチリア行き夜行列車にはもうひとつ見どころが。それは本土からシチリア島へ渡る際のフェリーで、本土側の最後の駅ヴィラ・サン・ジョヴァンニ(Villa San Giovanni)を出ると列車はいくつかに切り分けられ、客車ごと船底に積み込まれていきます。もちろんその頃は夜中なので、乗客は寝たままのそのまま。積み込み終了後は自由に甲板にもでることができます。
シチリア島は交通アクセスが悪いと思われている方も多いのですが、実はそれほどでもなく、少なくともプーリア州やバジリカータ州よりは移動はしやすいといえます。
パレルモ、タオルミーナ、カターニャ、シラクーサ、アグリジェントといった主だった街にはイタリア国鉄の路線が通っています。
島の中心付近は山がちの地形のため鉄道路線は少なくなりますが、その代わりに長距離バスの路線が張り巡らされています。。特にカルタジローネやピアッツァ・アルメリーナ、パラッツォ・アドリアーノといった内陸部へのアクセスではバスは欠かせない手段です。
パレルモはシチリア州の州都であり、島内最大の都市。特にアラブやノルマンに受けた影響を建物や風習などに色濃く残す街です。
観光スポットが集中するパレルモ旧市街の中心は大きな十字路クアトロ・カンティ(Quattro Canti)とプレトリア広場(Piazza Pretoria)のあるあたり。この周辺やここから北へ伸びるマクエダ通り(Via Maqueda)、それと東で並行するローマ通り(Via Roma)、それを東西に貫くヴィットリオ・エマヌエーレ通り(Corso Vittorio Emanuele)をある程度頭に入れて歩くと地理が分かりやすくなります。
ノルマン王宮(Palazzo dei Normanni)、パラティーナ礼拝堂(Cappella Palatina)、パレルモ大聖堂(Cattedrale)、マルトラーナ教会(Chiesa della Martorana)などは見逃せないスポットです。
また、一般に新市街と呼ばれる地域はクアトロ・カンティからマクエダ通りを北へまっすぐ抜け、マクエダ広場(Piazza Maqueda)のあるあたりから。このあたりは旧市街に比べると夜の治安も良く、少し落ち着いた雰囲気。
マクエダ広場に面して建つマッシモ劇場(Teatro Massimo)はヨーロッパでも最大規模の歌劇場で、客席と舞台が同じ面積とかなりの奥行きがあり、1997年に終了した20年以上にも及ぶ大改装を経て音響、見やすさも抜群。ブオナツアーズでもオペラ公演のチケットを行っていますので、機会があれば是非体験していただきたいところです。
パレルモで平日の朝に滞在できるならば是非訪れてほしいところが、市場(メルカート Mercato)。本土の各地にも朝市は立ちますが、活気と海産物の豊富さではこのパレルモの右にでる市場はありません。パレルモで最大規模のバッラロ市場(Mercato di Ballarò)やマッシモ劇場近くのカーポ市場(Mercato di Capo)が有名です。
アグリジェントはパレルモの真南にある街で、ここには「マグナ・グラエキア Magna Graecia」と呼ばれた紀元前8世紀頃以降のギリシャ人支配時代に造られた数々の神殿が極めて良い保存状態で残されています。
街は丘に囲まれていて、その丘部分に遺跡群が集中しています。遺跡群のあるエリアは「神殿の谷 Valle dei Templi」と呼ばれ、丘の最も高い場所でほぼ完全に原型を留める「ヘラ神殿 Tempio di Giunone Lacinia」、中央近くにある「コンコルディア神殿 Tempio di Concordia」、20世紀に柱部分のみが修復された「ヘラクレス(エルコレ)神殿 Tempio di Ercole」などが見どころです。出土品や資料は谷の入口近くにあるシチリア州立考古学博物館(Museo Archeologico)で展示されています。
アグリジェントで宿泊するなら神殿の谷の中にあるホテルがオススメです。ホテルの部屋から見るライトアップされた神殿の姿はなんとも言えず神秘的。
アグリジェントへは鉄道、バス、専用車でアクセスが便利です。鉄道利用の場合、イタリア国鉄のレッジョナーレ(各駅停車)を利用してパレルモ中央駅からアグリジェント中央駅(Agrigento Centrale)まで所要2時間13分で、ほぼ1時間に1本の運行です。
バスの場合はパレルモ(SAL社)、カターニャ(SAIS社・カルタニセッタ経由)などの便があります。
タオルミーナはシチリア島の東海岸の高台にある街で、世界的にも有名なイタリア屈指の海のリゾート地です。
高台の上にあるため街から海の眺めは抜群で、部屋から海を望むことのできるホテルの割合も高め。コムナーレ公園(Villa Communale)、ギリシャ劇場、4月9日広場(Piazza Ⅸ Aprile)、カステッロ(Castello・高台の頂上)からの景色はどこも素晴らしいのでオススメです。街の中心はウンベルト通り(Corso Umberto)で、多くのおみやげ屋さんやレストラン、カフェ、ホテルが軒を連ねています。
ビーチへ行く場合は、街の東端、メッシーナ門(Porta Messina)近くから乗ることができるロープウェーで下りるとすぐのところにマッツァーロ海岸(Lido Mazzaro)があり、パラソルなどを借りることができます。その海岸を走る車道(SS114)沿いに西へ向かうと、映画「グラン・ブルー」で有名になった入江に浮かぶ島「イソラ・ベッラ Isola Bella」に至ります。
夏のバカンスシーズンに、できるだけ長い時間をとってゆったり滞在したくなる場所です。また、タオルミーナを拠点にしてシチリア島内を日帰りで巡る旅もオススメです。
タオルミーナへは鉄道、バス、専用車でのアクセスをオススメしています。鉄道利用の場合は街の下の海沿いにあるイタリア国鉄のタオルミーナ・ジャルディーニ駅(Taormina-Giardini)に到着します。ローマ・ナポリ方面からの夜行列車で到着する場合は途中駅なので乗り過ごさないよう注意が必要です。各地からの所要時間は、カターニャ中央駅からは約40分、シラクーサ中央駅からは約2時間、メッシーナ中央駅からは約50分、ローマ・テルミニ駅からは昼行列車(インターシティ)で約9時間、夜行列車(インターシティナイト)で約10時間20分。駅から市街地まではINTERBUS社のシャトルバスで約10分です。
バスの場合はカターニャ(INTERBUS社・カターニャ空港〜カターニャ市街地経由・所要約1時間30分)が最も利用頻度が高め。街のバスターミナルは丘の上の東の外れにあるピアンデッロ広場(Piazza Piandello)、そこから中心部までは軽い坂道を徒歩10分ほど。
Image source: Alberto Noseda,
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シラクーサはシチリア島の南東部の岬にある街で、新市街のある本土部分と、海に飛び出した格好のオルティージャ島(Ortigia)で構成されています。
「マグナ・グラエキア Magna Graecia」の中心的都市で、ギリシャ支配下の都市の中で最も繁栄していたとも言われています。数学者アルキメデスは紀元前287年にこの街で生まれました。その後支配者となったイスラム勢力によって首都がパレルモへ遷都されると衰退の流れは止められず、さらには2度の大地震、ペスト流行などでかつての大都市としての地位を落としていきました。
現在では約3000年にも及ぶ歴史を伝える遺跡と、大地震によって壊滅した街に再び息吹を与えた美しいバロック建築群、そしてオルティージャ島を囲む青い海の美しい街として蘇り、市街地と遺跡群は2005年にユネスコ世界遺産に登録されています(シラクサとパンターリカの岩壁墓地遺跡)。
新市街の北側にあるネアポリ考古学公園(Parco Archeologico della Neapoli)では円形闘技場をはじめ、天国の石切場(Latomia del Paradiso)、ディオニュシオスの耳(Orecchio di Dionisio・カラヴァッジョが命名したもの)などの貴重な遺跡群が公園として整備されています。州立パオロ・オルシ考古学博物館(Museo Archelogico Paolo Orsi)では発掘された出土品・彫刻などが展示されています。
一方、旧市街のオルティージャ島には本土から入ってすぐのパンカリ広場(Piazza Pancali)にシチリア最古のドーリア式神殿の跡地アポロ神殿(Tempio di Apollo)があり、、かつて神殿があったとされる場所に建つ優美なバロック様式のドゥオーモなどもあります。
全体的にはオルティージャ島のほうが街の中心といった趣で、カフェやショップも多く賑やかな雰囲気です。もちろん宿泊もこちらのほうが断然オススメ。夏のバカンスシーズンにはヨットで直接島に乗り付けるセレブがいたり、リゾート気分も高まってきます。
シラクーサへは鉄道かバス、専用車の利用が便利です。イタリア国鉄利用でカターニャ中央駅からシラクーサ中央駅まで所要約1時間10分〜30分。パレルモ中央駅からはメッシーナ中央駅乗換で約6時間20分〜7時間30分とかなり時間がかかり、バスだと所要時間がほぼ半分のため、この区間ではあまり利用価値はありません。
バスの場合はカターニャ空港(INTERBUS社・所要約1時間20分)などが利用できます。シラクーサのバスターミナルは中央駅前、ウンベルト1世通り(Corso Umberto I)に面したところにあります。
Image source: Riccardo,
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ラグーサはシチリア島南東部、谷に挟まれた巨大な石灰岩の丘の上にある街。
街の中の谷を挟んで2つの地区、「ラグーサ・イブラ Ragusa Ibla(インフェリオーレ Inferioreとも)」と「ラグーサ・スペリオーレ Ragusa Superiore」に分けられていて、イブラ地区が旧市街、スペリオーレ地区が新市街という位置づけとなります。イブラ地区には紀元前2000年頃から人が居住していたとされ、他のシチリア各都市と同じようにギリシャやイスラム、ノルマンの支配下に置かれてきました。
転機となったとは1693年の大地震で、壊滅状態となったイブラ地区から谷を挟んだ場所に多数の住民が移動し、現在のスペリオーレ地区が誕生しました。
その後200年以上に渡ってイブラ地区とスペリオーレ地区は統合と分裂を繰り返し、1927年にようやく「ラグーサ」として最終的な統一を果たしました。この200年の間、両地区は争うように聖堂を始めとする見事なバロック建築群を築き上げ、2002年には「ヴァル・ディ・ノートの後期バロック様式の町々」の一部としてユネスコ世界遺産にも登録されました。
イブラ地区では1775年完成のゴシック建築、サン・ジョルジョ大聖堂(Cattedrale di San Giorgio/Duomo)、スペリオーレ地区では1778年完成のバロック建築、サン・ジョヴァンニ・バッティスタ聖堂(Cattedrale di San Giovanni Battista)は見逃せない建築。イブラ地区が一望できるサンタ・マリア・デッレ・スカーレ教会(Chiesa di Santa Maria delle Scale)やシチリアらしい南国の植物が植えられたイブレオ公園(Giardino Ibleo)などもオススメです。
ラグーサへのアクセスは鉄道かバス、専用車の利用が便利です。鉄道の場合はイタリア国鉄のレッジョナーレ(各駅停車)利用でシラクーサ中央駅から約2時間10分ですが、それ以外の場所からは相当時間が掛かってしまうため鉄道利用はオススメできません。ラグーサ駅は街の南西にあり、駅からはAST社の路線バス利用でサン・ジョヴァンニ・バッティスタ聖堂やイブラ地区方面へ向かうことができます。
一見近いように見えるカターニャ方面からもバスのほうが速く便利で、カターニャ〜ラグーサ(INTERBUS社)は所要約1時間55分。バスターミナルは駅よりも郊外にあり、そこからは街まではAST社の路線バスかタクシーを利用します。
ブオナツアーズではタオルミーナ、カターニャ、シラクーサなどからの日帰り、もしくはパレルモ、アグリジェント方面への移動の途中に専用車で立ち寄るスタイルをオススメしています。
カルタジローネはシチリア島南東の内陸にある、名産の陶器が美しい小さな街。
標高600メートルほどの丘の上に、ドゥオーモを中心としたシチリアらしいバロック調の街が広がっていて、その至る所で陶器でできたタイルや絵を見ることができます。この陶器作りの歴史はイスラム支配下の時代にスペインのマジョルカ島(マジョルカ焼)から持ち込まれたところから始まり、現在でも工房と店舗を兼ねたショップが街中にたくさんあります。
その歴史はシチリア州立陶器博物館(Museo Regionale delle Ceramica)で詳しく見学することができます。ドゥオーモの少し先、ムニチピオ広場(Piazza del Municipio)からサンタ・マリア・デル・モンテ教会へ続くスカーラ(Scala=階段)では、142段の全てにカルタジローネ産の陶器で作られた装飾が施されています。5月〜6月には階段が花の植木鉢で埋め尽くされるお祭りが、また7月〜8月にはイルミネーションで美しく浮かび上がらせるお祭りが開催され、多くの旅行者が訪れます。
カルタジローネの街は「ヴァル・ディ・ノートの後期バロック様式の町々」の一部としてユネスコ世界遺産にも登録されています。
カルタジローネへは鉄道、バス、専用車でのアクセスが可能です。鉄道の場合はイタリア国鉄のレッジョナーレ(各駅停車)利用でカターニャ中央駅から約1時間35分〜2時間ですが、本数が少ないためあまり便利ではありません。
バスはカターニャからAST社とINTERBUS社が運行していて、鉄道よりはこちらのほうが便利です。どちらの会社も所要時間は約1時間15分〜30分。
ブオナツアーズではタオルミーナ、カターニャ、シラクーサなどからの日帰り、もしくはパレルモ、アグリジェント方面への移動の途中に専用車で立ち寄るスタイルをオススメしています。
パレルモから南へ約50キロにある人口2000人ほどの山あいの小さな村、パラッツォ・アドリアーノ。ウンベルト1世広場 Piazza Umberto Iを中心にわずかばかりの目抜き通りがあるだけの、言ってみればシチリアのどこにでもありそうな田舎にしか見えないのですが、来たこともないこの村の広場に立つとはっとする人も多いはず。
実はここ、映画「ニュー・シネマ・パラダイス NEW CINEMA PARADISE/NUOVO CINEMA PARADISO」の舞台となった村。映画そのままの村の風景や建物が残り、役場には小さな博物館(Museo Nuovo Cinema Paradiso)もあります。
ぜひ、エンニオ・モリコーネ作曲のテーマ曲をスマホに入れて、この村を訪ねてみてください。
パレルモからAST(Azienda Siciliana Trasporti)のバスで約3時間ほど。運行本数が非常に少ないので注意。
ピアッツァ・アルメリーナはカルタジローネよりも北、エンナ(Enna)との中間ほどのところにある小さな街。
この街から5キロほど離れた場所にローマ時代の貴族が別荘として利用していた場所の遺跡が残されています。これは「カザーレの別荘 Villa Romana del Casale」と呼ばれ、廃墟と化した後は地中に埋まっていたため保存状態が極めて良いことでも知られています。
特に、別荘の床に施されていた見事なモザイクが色鮮やかに残っていて、その部屋がどういった部屋だったかを表しています。併せて、お風呂好きのローマ貴族らしい当時(約1800年前)の最先端スパ設備跡や、水道跡などもローマのカラカラ浴場遺跡よりもしっかり残っているので、興味深いところ。
ピアッツァ・アルメリーナへはバスか専用車でのアクセスが可能です。バスの場合、カターニャからはAST社もしくはINTERBUS社利用で約1時間45分。AST社はその他カルタジローネ〜ピアッツァ・アルメリーナ間も運行しています。
ブオナツアーズではタオルミーナ、カターニャ、シラクーサなどからの日帰り、もしくはパレルモ、アグリジェント方面への移動の途中に専用車で立ち寄るスタイルをオススメしています。
シチリア島各地のオススメホテルについては「イタリア・ホテル予約&ガイド:ナポリ」をご参照ください。