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イタリア基本情報

データでみるイタリア

イタリア国旗
正式名称:
イタリア共和国 / Repubblica Italiana
首都:
ローマ / Roma
公用語:
イタリア語(一部では独自言語使用地域もあり)
国歌:
イタリアの兄弟 / Fratelli d’Italia
人口:
6,043,000人(2017年)
面積:
301,230平方キロ(日本は377,835平方キロ)
共和国大統領:
セルジオ・マッタレーラ / Sergio Mattarella
首相:
ジュゼッペ・コンテ / Giuseppe Conte
通貨:
ユーロ€ (ユーロ導入前はリラ【Lira/Lire, Lit.】、1ユーロ=1936.27リラ)
日本との時差:
マイナス8時間・夏時間期間中(3月最終日曜日午前1時〜10月最終日曜日午前1時)はマイナス7時間
国際電話番号:
39

お馴染みの3色で彩られた国旗。緑は「国土」、白は「雪・正義・平和」、赤は「愛国者の血・情熱」をそれぞれあらわしています。

イタリアの国土について

イタリアはご存知のように長靴の形をした南北に細長い国で、その大部分がヨーロッパ大陸から半島が地中海に飛び出しているいわゆる「イタリア半島」と、地中海に浮かぶ周辺島嶼部(シチリア島、サルデーニャ島など)から構成されています。

北部はフランス、スイス、オーストリア、スロヴェニアと国境を接していて、アドリア海側(東側)は海を挟んでクロアチア、アルバニア、ギリシャなどがあり歴史的にも繋がりが深い国々です。

北部イタリア国境地帯や半島部分のちょうど真ん中あたりは険しい山が多く、国土の90パーセントが山間部となっています。北部国境地帯にはマッターホルン(イタリア語ではチェルヴィーノ Cervino・4,478m)、モンテローザ(Monte Rosa・4,634m)、そして有名なモンブラン(Mont-Blanc、イタリア語ではMonte Biancoでどちらも白い山の意・4,810m)など名峰が多く、アオスタやクールマイユール、コルティナ・ダンペッツォなどのスキーリゾートも多いエリア。山岳地帯よりも少し南に下ると広大な平野地帯が広がっていて、このエリアにミラノやトリノ、ジェノヴァ、ヴェローナ、ヴェネツィアなどの大都市があります。

中部から南部にかけてはちょうど背骨のような格好でアペニン山脈が南北に走っていて、ちょうど日本の本州と同じような格好になっています。西と東の交通の便はボローニャ以南の地域ではあまり良くなく、特に鉄道に関してはほぼ寸断されているといってもいいほど。イタリアの他の鉄道があまり発達していない地域でもいえることですが、こういった地域ではバスが重要な足として多く路線を持っています。

都市は西側の海沿いに集中していて、内陸のフィレンツェは例外としても首都ローマ、ナポリと続いていきます。鉄道も西側のほうが発達していて、近年もイタリア国鉄の高速新線もミラノからフィレンツェ、ローマ、ナポリへ至る路線が最優先で建設されています。

イタリアの行政区分について

イタリアには20の州(レジョーネ Regione)があり、これが行政区分としては最上の単位。その下に103の県(プロヴィンチャ Provincia)があり、都市や村などがその中で区分けされています。

紋章 州名 州都 主要都市 メモ
ピエモンテ ピエモンテ
Piemonte
トリノ
Torino
アスティ、ノヴァラ、クネオ
Asti, Novara, Cuneo
ワインの名産地でトリュフやチョコレートが名産で、スローフード発祥の地として注目されています
ヴァッレ・ダオスタ ヴァッレ・ダオスタ
Valle d’Aosta
アオスタ
Aosta
クールマイユール、シャティヨン
Courmayeur, Châtillon
世界的スキーリゾートが数多くあることで知られ、モンブラン・トンネル(フランス方面)やグランサンベルナール峠(スイス方面)への山越えルートの起点となる州
リグーリア リグーリア
Liguria
ジェノヴァ
Genova
ラ・スペツィア、サンレモ、サヴォナ
La Spezia, San Remo, Savona
チンクエテッレのあるリグーリア海岸はここ
港町ジェノヴァやサンレモの音楽祭も有名
ロンバルディア ロンバルディア
Lombardia
ミラノ
Milano
コモ、ベルガモ、ブレーシャ、クレモナ、マントヴァ
Como, Bergamo, Brescia, Cremona, Mantova
ミラノを要する北イタリアの要
この州だけで1週間滞在しても飽きないぐらいに見どころが多い
トレンティーノ=アルト・アディジェ トレンティーノ=アルト・アディジェ
Trentino-Alto Adige
トレント
Trento
ボルツァーノ
Bolzano
オーストリア南チロル地方に隣接しているのでドイツ語圏の文化も根強い地域で、国境のあるブレンナー峠は重要な交通の要衝
ヴェネト ヴェネト
Veneto
ヴェネツィア
Venezia
ヴェローナ、パドヴァ、ヴィチェンツァ、トレヴィーゾ
Verona, Padova, Vicenza, Treviso
最大の見どころはやっぱり水の都ヴェネツィアですが、ヴェローナ、パドヴァでの滞在もオススメです
フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア
Friuri-Venezia Giulia
トリエステ
Trieste
ウーディネ、ゴリツィア
Udine, Gorizia
スロヴェニアとオーストリアに国境を接していて、歴史的経緯から独自文化・言語が色濃い地域
エミリア・ロマーニャ エミリア・ロマーニャ
Emilia-Romagna
ボローニャ
Bologna
パルマ、モデナ、リミニ、ラヴェンナ、フェラーラ
Parma, Modena, Rimini, Ravenna, Ferrara
イタリア料理好きなら外せないエリアで、極上のバルサミコ酢やパンチェッタ、プロシュート、パルミジャーノの名産地。リピート率が高いのも特徴
トスカーナ トスカーナ
Toscana
フィレンツェ
Firenze
シエナ、ピサ、リヴォルノ、ルッカ、ヴィアレッジョ、キャンティ
Siena, Pisa, Livorno, Lucca, Viareggio,Chianti
ルネッサンスの中心として花開いたトスカーナ。なだらかな丘陵地帯にどこまでも続くブドウ畑はトスカーナならではの景色。レンタカーで数日周遊するのがオススメ
ウンブリア ウンブリア
Umbria
ペルージャ
Perugia
アッシジ、グッビオ、オルヴィエート
Assisi, Gubbio, Orvieto
イタリアが都市国家の集合体だった時代を彷彿とさせる古都が多い州で、12月ならグッビオの山全体を使ったクリスマスツリーは必見!
マルケ マルケ
Marche
アンコーナ
Ancona
ペーザロ、ウルビーノ
Pesaro, Urbino
アンコーナはアドリア海に面した港町でクロアチア方面へのフェリーが発着していて、城壁に囲まれたウルビーノは筆舌に尽くしがたい美しさ
ラツィオ ラツィオ
Lazio
ローマ
Roma
フロジノーネ、ヴィテルボ、ラティーナ、チヴィタヴェッキア
Frosinone, Viterbo, Latina, Civitavecchia
永遠の都ローマを抱えるラツィオ州はローマ以外のなじみが薄いが実は見どころは多い州。イタリア最大の国際空港ローマ・フィウミチーノ空港はティレニア海沿いにあります
アブルッツォ アブルッツォ
Abruzzo
ラクイラ
L’Aquila
キエーティ、ペスカーラ
Chieti, Pescara
1964年にモリーゼ州から独立。2009年にラクイラを中心に大地震が発生、大きな被害が出ました。その直後に行われたラクイラ・サミットでも名前が知られることに
モリーゼ モリーゼ
Molise
カンポバッソ
Campobasso
イゼルニア
Isernia
アドリア海に面する州。なかなか旅行で行く機会は少ないかもしれませんが、その分純粋なイタリアの地方を垣間みることができます
カンパーニア カンパーニア
Campania
ナポリ
Napoli
カゼルタ、サレルノ、ソレント、カプリ、ポンペイ、アマルフィ
Caserta, Salerno, Sorrento, Capri, Pompei, Amalfi
ナポリ市街はもちろん、ナポリ湾を望むヴェスヴィオ火山やその噴火によって滅びたポンペイの遺跡、さらに南に下るとアマルフィ海岸の美しいリゾートや青の洞窟で知られるカプリ島など観光要素盛りだくさんの州
プーリア プーリア
Puglia
バーリ
Bari
ブリンディシ、レッチェ、ターラント、アルベロベッロ
Brindisi, Lecce, Taranto, Alberobello
バーリ近郊にあるアルベロベッロはトゥルッリと呼ばれるとんがり屋根の伝統家屋があり人気。バーリからはクロアチア、ギリシャ方面へのフェリーが出ているのでバックパッカーが多く集まります
バジリカータ バジリカータ
Basilicata
ポテンツァ
Potenza
マテーラ
Matera
イタリア半島の土踏まずの部分にあり、全体的に起伏が多い。サッシと呼ばれる洞窟住居がそのまま残るマテーラはアルベロベッロ(プーリア州)とセットで旅行するのがオススメ
カラブリア カラブリア
Calabria
カタンザーロ
Catanzaro
レッジョディカラブリア、クロトーネ、コゼンツァ
Reggio di Calabria, Crotone, Cosenza
イタリア半島のつま先、半島部分の最南端。シチリア島は目と鼻の先にあり、海岸線が非常に美しい
シチリア シチリア
Sicilia
パレルモ
Palermo
タオルミーナ、カターニャ、メッシーナ、アグリジェント、シラクーサ、トラパニ
Taormina, Catania, Messina, Agrigento, Siracusa, Trapani
島全体が州になっていて、面積はイタリア最大。タオルミーナは島の東側にあるリゾート。見どころが多く、シチリアだけに絞った旅がおすすめ。カターニャ、パレルモの空港〜ミラノ・ローマへはフライトが多いので利用価値が高い
サルデーニャ サルデーニャ
Sardegna
カリアリ
Cagliari
オルビア、サッサリ、ヌオーロ、アルゲーロ
Olbia, Sassari, Nuoro,Alghero
自然資源に恵まれた地中海で2番目に大きな島。コスタズメラルダの海の美しさは必見。カタルーニャやイスラムなどに影響された固有言語・文化を持っており、どことなく雰囲気が別の国のよう

イタリアの季節・気候について

イタリアには日本と同じように四季(クアットロ・スタジョーネ Quattro Stagione)があります。

春(プリマヴェーラ Primavera)

ほとんどの地域で花が咲きだす時期。寒さの厳しい北部でも雪解けがはじまります。日差しもやわらかく、春の訪れを祝うお祭りなども行われます。

夏(エスターテ Estate)

日差しがいよいよ厳しいなと思ったらもう夏。雨の日が少なく、ビーチは人であふれます。7月〜9月はイタリア人のバカンスシーズン(ヴァカンツァ Vacanza)で個人商店などでは2ヶ月休業などもザラ。大都市からは地元住民が消える代わりに世界中からの観光客が訪れ、1年で最も賑わう季節。

秋(アウトゥンノ Autunno)

バカンスからみんなが帰ってくると季節はもう秋。味覚の秋とばかりに収穫されたばかりの農作物やその年のワインがおいしい季節でもあり、秋の夜長を遅い夕食で楽しんでみる。ちょっと雨が多くなってきたかなと思ったら、冬はすぐそこ。

冬(インヴェルノ Inverno)

長い夜にイルミネーションが街を彩り、石畳の街並がしんしんと冷え込むこの季節。観光客は一番少ない季節なので、のんびり美術館巡りなんかにはオススメの時期。クリスマスを家族で過ごしたら、カウントダウンで街はお祭り騒ぎ。街行く人みんながキスしたり、抱き合ったり、ワインを開けたりして新年を祝います。

ローマ(中部・ラツィオ州) 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温(℃) 11.8 13.0 15.2 18.1 22.9 27.0 30.4 30.3 26.8 21.8 16.3 12.6
平均最低気温(℃) 2.7 3.5 5.0 7.5 11.1 14.7 17.4 17.5 14.8 10.8 6.8 3.9
平均降水量(ミリ) 102.6 98.5 67.5 65.4 48.2 34.4 22.9 32.8 68.1 93.7 129.6 11.0
ミラノ(北部・ロンバルディア州) 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温(℃) 5.2 8.0 13.4 18.0 23.0 27.3 30.3 28.8 24.1 17.3 10.3 6.1
平均最低気温(℃) 0.0 1.6 5.4 9.0 13.3 16.9 19.4 18.9 15.6 10.5 5.3 1.3
平均降水量(ミリ) 53 40 73 83 104 85 72 80 87 120 106 75
パレルモ(南部・シチリア州) 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温(℃) 12.1 13.1 16.1 18.3 21.8 26.1 29.4 29.8 26.6 22.9 19.3 15.0
平均最低気温(℃) 7.2 8.1 9.3 12.0 16.0 19.6 21.9 21.6 19.5 17.8 12.3 10.2
平均降水量(ミリ) 72 65 60 44 26 12 5 13 41 98 94 80
東京 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温(℃) 9.5 9.7 12.7 18.3 22.8 25.2 28.8 30.9 26.7 21.2 16.6 12.1
平均最低気温(℃) 1.2 1.7 4.4 10.0 14.8 18.6 22.3 24.0 20.2 14.2 8.9 3.9
平均降水量(ミリ) 45.1 60.4 99.5 125.0 138.0 185.2 126.1 147.5 179.8 164.1 89.1 45.7