
航空会社データ | |
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正式名称 | エールフランス航空 Air France |
2レターコード | AF |
拠点空港 | パリ/シャルルドゴール空港 |
加盟アライアンス | スカイチーム SKYTEAM |
設立 | 1933年 |
会員サービス(FFP) | Flying Blue |
エールフランスは世界第4位の規模を誇る、フランスのフラッグキャリアです。2004年にオランダのフラッグキャリア、KLMオランダ航空(KL)と経営統合を行い、グループとしてはヨーロッパ最大の航空会社となりました。
2019年1月現在、東京/羽田(週13便)、東京/成田(週7便)、大阪/関空(週5便、夏季は毎日)とパリ・シャルルドゴール空港(CDG)を結ぶ路線を運行しており、日本からヨーロッパへの直行便を運行する航空会社の中では最大規模の便数を誇ります。
パリ/シャルルドゴール空港では、エールフランスのフライトはすべてターミナル2に集約されているので乗継も簡単。
パリ乗継でのイタリア各地単純往復はもちろん、イタリアからパリを始めとするフランス各地へは陸路移動も容易なので、イタリア旅行にフランスでの滞在を加える場合などはさらに利用価値の高い航空会社といえます。
また、KLMオランダ航空とのフライト組み合わせが可能なため、行きはエールフランス航空でパリ経由、帰りはKLMオランダ航空でアムステルダム経由、といったフレキシブルな行程を組むこともできます。
日本発着空港 | 途中経由地 | 都市 | 空港 |
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東京/羽田 HND — 東京/成田 NRT — 大阪/関空 KIX |
フランス パリ/CDG CDG |
ローマ | フィウミチーノ空港 |
ミラノ | リナーテ空港 | ||
ミラノ | マルペンサ空港 | ||
フィレンツェ | ペレトラ空港 | ||
ナポリ | カポディキーノ空港 | ||
ヴェネツィア | マルコポーロ(テッセラ)空港 | ||
バーリ | パレーゼ空港 | ||
ボローニャ | グリエルモ・マルコーニ空港 | ||
カリアリ | エルマス空港 | ||
カターニャ | フォンタナロッサ空港 | ||
ジェノヴァ | クリストフォロ・コロンボ空港 | ||
パレルモ | プンタ・ライジ空港 | ||
ピサ | ガリレオ・ガリレイ空港 | ||
トリノ | カゼッレ空港 | ||
ヴェローナ | ヴィッラフランカ空港 | ||
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エールフランスの日本便では現在東京/羽田便のうちAF279便/AF272便では日によってボーイング777-200ERか777-300ERのいずれか、AF293/AF274便ではボーイング777-300ER、大阪/関空便では最新鋭機のボーイング787-9が就航しています。
2014年にボーイング777-200ER・300ERのシートや機内設備の刷新が行われたため、比較的経年機が投入されることも多いですが快適性は以前に比べて向上しているといえます。ボーイング787-9は2016年から受領開始となった新機材で、大きな窓や加湿器の設置により長時間のフライトでもより快適に過ごすことができます。
エールフランスの長距離運用機材では現在4クラスが設定されています。ヨーロッパ内ではビジネスクラスとエコノミークラスの2クラスでの運用となります。
東京/羽田・東京/成田〜パリ/CDG間の一部に搭載されている、エールフランスのファーストクラス「ラ・プルミエール」。
機材リニューアルにより、1便につきわずか4席のみの超極上プライベート空間へと生まれ変わりました。フルフラットとなるシートはベッド形態時に長さ2メートル、幅77センチにもなり、専属CAによるおもてなしも相まってまさにラグジュアリーホテルでの滞在のような体験が可能。
食事はジョエル・ロブションを始めとする一流シェフ、レストランによるプロデュースで、フランス料理のフルコースが楽しめるほか、豊富なワインリストとデザートも特徴。
エールフランスのビジネスクラスは1-2-1配列ですべてのシートが通路へ直接アクセスできるよう配置されています。2席並び部分は仕切りを使うことでソロシートとしても、カップルシートとしても利用できます。
シートは体を包み込むようなコクーン(蚕)型をしていて、上品な白のクッション素材、ヘッドレストのステッチ、フレームのメタル仕上げが印象的。もちろんフルフラットになるので、お休みの際は全長2メートルにもなるベッドにしてぐっすりと。
フランス〜イタリア間をはじめとするとヨーロッパ内路線では3-3の配列ですが、真ん中の座席を使用せずテーブルとしているので、実質2-2配列で十分なスペースが確保されています。(一部2-2配列の機材もあり、その場合はエコノミーと同じ配列となります。)
日本発着の全便に搭載されているプレミアムエコノミークラスはリーズナブルにワンランク上の旅を楽しみたい方におすすめ。
空港のチェックインではビジネスクラスと同じ「スカイプライオリティ」の表示がある優先レーンが利用可能で、一部空港ではセキュリティチェックも優先対象となります。
配列は777-200ERと300ERでは2-4-2、787-9では2-3-2で、シートピッチもエコノミーよりも約2インチ程度広く設定され、全体では約40%程度広くなっています。濃いブルーとグレージュでまとめられた静かで落ち着いた空間は、通常エコノミーとは一味違う体験が可能。
機材更新時にエコノミークラスのシートもアップグレードされ、濃いブルーに赤いステッチが印象的な薄型シートに置き換わりました。パーソナルスクリーンも大型化され、USBポートが付いているのでスマホなどの充電も可能。
777-200ERと300ERでは3-4-3、787-9では3-3-3とごく一般的なシートレイアウト設定。
エコノミークラス Economy | プレミアムエコノミー Premium Economy | ビジネスクラス Business | ラ・プルミエール La Première | |
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PC用電源 | ▲ (一部機材で無し) |
✓ | ✓ | ✓ |
USB-Aポート | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
機内Wi-Fi ※1 | 一部機材で可、787-9は全機で利用可能 有料(5ユーロ〜) |
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受託手荷物・無料許容範囲(日本発着)※2 | 三辺の和が158cmまで・1個あたり23キロ x1 | 三辺の和が158cmまで・1個あたり23キロ x2 | 三辺の和が158cmまで・1個あたり32キロ x2 | 三辺の和が158cmまで・1個あたり32キロ x3 |
機内持ち込み手荷物・許容範囲 ※3 | 合計12キロまで x1 + 身の回り品・PCバッグなど 最大寸法 55 x 35 x 25 cm | 合計12キロまで x2 + 身の回り品・PCバッグなど 最大寸法 55 x 35 x 25 cm | 合計12キロまで x2 + 身の回り品・PCバッグなど 最大寸法 55 x 35 x 25 cm | 合計12キロまで x2 + 身の回り品・PCバッグなど 最大寸法 55 x 35 x 25 cm |
ラウンジ利用 ※4 | ☓ | ▲(有料) | ✓ | ✓ |
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