航空会社データ | |
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正式名称 | ルフトハンザドイツ航空 Deutsche Lufthansa AG |
2レターコード | LH |
拠点空港 | フランクフルト・マイン空港 Flughafen Frankfurt am Main(FRA/EDDF) ミュンヘン・フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス空港 Flughafen München Franz Josef Strauß(MUC/EDDM) |
加盟アライアンス | スターアライアンス STAR ALLIANCE |
設立 | 1926年 |
会員サービス(FFP) | Miles & More(マイルズアンドモア) |
日本でも知名度の高いエアラインのひとつで、世界最大の航空連合・スターアライアンスの創設メンバー。同じスターアライアンス加盟航空会社のANA(全日空)とはお互いに全便でコードシェアを実施しているため、往路はルフトハンザ・復路はANAという組み合わせが可能で、さらにチューリッヒ発着のSWISS(LX)、ウィーン発着のオーストリア航空(OS)とも組み合わせができます。
ヨーロッパがベースの航空会社としては日本発着のフライト便数は最多を誇ります。ルフトハンザ航空が運航する便は現在(2019年1月)、東京/羽田〜フランクフルト(週7便・毎日1往復)、東京/羽田〜ミュンヘン(週7便・毎日1往復)、大阪/関空〜フランクフルト(週7便・毎日1往復)、名古屋/中部〜フランクフルト(週4便)です。
大阪/関空発着便については、2019年3月31日以降は行き先がミュンヘンに変更となる予定です。
便数が多いだけに使用機材もバラバラで、大阪/関空便はボーイング747-400、名古屋/中部はエアバスA340-300とやや古めの機材が投入されていますが、大阪/関空発着便はミュンヘン線への切り替えと同時に機材が最新のエアバスA350-900(xwb)に更新が予定されています。東京/羽田発着便ではフランクフルト線がボーイング747-8、ミュンヘン線がエアバスA350-900(xwb)とこちらは比較的新しい機材に更新されています。
日本発着空港 | 途中経由地 | 都市 | 空港 |
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東京/羽田 HND — 大阪/関空 KIX — 名古屋/中部 NGO |
ドイツ フランクフルト FRA |
ローマ | フィウミチーノ空港 |
ミラノ | リナーテ空港 | ||
ミラノ | マルペンサ空港 | ||
フィレンツェ | ペレトラ空港 | ||
ナポリ | カポディキーノ空港 | ||
ヴェネツィア | マルコポーロ(テッセラ)空港 | ||
ボローニャ | グリエルモ・マルコーニ空港 | ||
カリアリ | エルマス空港 ※季節運航 |
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パレルモ | プンタ・ライジ空港 | ||
トリエステ | フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア空港 | ||
トリノ | カゼッレ空港 | ||
ヴェローナ | ヴィッラフランカ空港 | ||
東京/羽田 HND |
ドイツ ミュンヘン MUC |
ローマ | フィウミチーノ空港 |
ミラノ | マルペンサ空港 | ||
ヴェネツィア | マルコポーロ(テッセラ)空港 | ||
バーリ | パレーゼ空港 | ||
ベルガモ | オリオ・アル・セリオ空港 | ||
ボローニャ | グリエルモ・マルコーニ空港 | ||
ブリンディシ | パポラ・カザーレ空港 ※季節運航 |
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カターニャ | フォンタナロッサ空港 ※季節運航 |
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ジェノヴァ | クリストフォロ・コロンボ空港 | ||
ラメツィア・テルメ | サンテウフェミア空港 ※季節運航 |
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オルビア | コスタ・ズメラルダ空港 ※季節運航 |
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ピサ | ガリレオ・ガリレイ空港 ※季節運航 |
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パレルモ | プンタ・ライジ空港 | ||
リミニ | フェデリコ・フェリーニ空港 | ||
トリエステ | フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア空港 | ||
トリノ | カゼッレ空港 | ||
ヴェローナ | ヴィッラフランカ空港 | ||
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近年は設定しない航空会社も増えていますが、ルフトハンザ航空では最上級のサービスを提供するファーストクラスが今も健在。チェックインから搭乗まで専属のパーソナル・アシスタントが同行し、すべての手続きはもちろんお任せ。フランクフルトではファーストクラス利用者専用ターミナルまで設けられています。
日本国内空港ではANAスイートラウンジ、フランクフルト・ミュンヘンではファーストクラスラウンジ、イタリア国内ではルフトハンザ航空ビジネスラウンジ(ミラノ/マルペンサのみ)か提携ラウンジがご利用いただけます。
また、フランクフルトとミュンヘンでは搭乗・降機する飛行機がオープンスポット駐機(沖止め)になった場合、飛行機とターミナルの間の移動に専用リムジンが用意されます。
現在(2019年1月)、日本発着便でファーストクラスが設定されているのは東京/羽田〜フランクフルト(747-8)のみとなっています。
ドイツ〜イタリア間のフライトではファーストクラスの設定はなく、機体前方のビジネスクラスが割り当てられます。
© DeutscheLufthansa AG
ルフトハンザ航空のビジネスクラスは無駄なものを削ぎ落とした機能性がポイント。アジア系や中東系の航空会社のような豪華さを売りにするのではなく、あくまでシンプルかつ洗練されたサービスに重点を置いているのが特徴。
現在(2019年1月)、すべての日本発着路線の便に設定があります。
日本国内空港ではANAビジネスラウンジ、フランクフルト・ミュンヘンではビジネスクラスラウンジ、イタリア国内ではルフトハンザ航空ビジネスラウンジ(ミラノ/マルペンサのみ)もしくはスターアライアンスラウンジ、提携ラウンジが利用可能です。
機材によってレイアウトや席数は異なりますが、基本的にはスタンダードな2-2-2の配列で、ANAのスタッガード配列のような独立シートがないのはやや残念ですが、カップルや友人同士で利用するには最適なレイアウトといえます。
ドイツ〜イタリア間のフライトではエアバスA320シリーズかエンブラエルE195(エア・ドロミティ運航便)が用いられますが、いずれもビジネスクラスは機体前方の優先ゾーンが割り当てられます。A320シリーズでは通常3-3の配列となるところを、このゾーンでは真ん中の座席は使用せずサイドテーブルを設置しているため、実質2-2配列での運用となります、
© DeutscheLufthansa AG
日本路線ではすべての便でプレミアムエコノミーの導入済み。長時間のフライトを少しでも快適に過ごしたい、でもビジネスはちょっと手が出ない...とお悩みの方に最適です。
現在(2019年1月)、すべての日本発着路線の便に設定があります。ボーイング747-8と747-400では2-4-2配列、エアバスA350-900(xwb)とエアバスA340-300では2-3-2配列、となっています。
機材によって微妙な違いはあるものの、当然エコノミークラスよりも足元や幅は広く、占有スペースが平均50%程度は広くなっています。細かい部分ですが、肘掛けが2倍あるので隣の人とと取り合いになる心配もありません。特製のアメニティキットが配布されるのもポイント。
日本国内空港ではANAビジネスラウンジが利用可能ですが、ドイツ・イタリアではご利用いただけません(スターアライアンスゴールドメンバー以上のステータスがあれば利用可能)。
© DeutscheLufthansa AG
ルフトハンザ航空のエコノミークラスはシンプルかつ機能的。コーポレートカラーのイエロー、ダークブルー、グレーでまとめられた落ち着いたインテリアも印象的です。
ボーイング747-8と747-400では3-4-3配列、その他の機材では3-3-3配列となります。また、ドイツ〜イタリア間で使用されるエアバスA320シリーズでは3-3配列、エンブラエルE195(エア・ドロミティ運航便)では2-2配列となります。
© DeutscheLufthansa AG
エコノミークラス Economy | プレミアムエコノミー Premium Economy | ビジネスクラス Business | ファーストクラス First | |
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PC用電源 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
USB-Aポート | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
機内Wi-Fi ※1 | 有料(9ユーロ〜) Lufthansa FlyNet®ポータルへは無料接続可能 |
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受託手荷物・無料許容範囲(日本発着)※2 | 三辺の和が158cmまで・1個あたり23キロ x1 | 三辺の和が158cmまで・1個あたり23キロ x2 | 三辺の和が158cmまで・1個あたり32キロ x2 | 三辺の和が158cmまで・1個あたり32キロ x3 |
機内持ち込み手荷物・許容範囲 ※3 | 1個あたり8キロ x1 + 身の回り品・PCバッグなど 最大寸法 55 x 40 x 23 cm | 1個あたり8キロ x1 + 身の回り品・PCバッグなど 最大寸法 55 x 40 x 23 cm | 1個あたり8キロ x2 + 身の回り品・PCバッグなど 最大寸法 55 x 40 x 23 cm | 1個あたり8キロ x2 + 身の回り品・PCバッグなど 最大寸法 55 x 40 x 23 cm |
ラウンジ利用 ※4 | ☓ | ☓ | ✓ | ✓ |
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羽田〜フランクフルト線で運用されるボーイング747-8(旧塗装)
ドイツ〜イタリア間での主力機材、エアバスA320-200(旧塗装)
フランクフルト空港に駐機するルフトハンザ航空の機材。今後数年をかけて新塗装への移行が行われます。